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第13回 Speaking  to one self (練習試合なのに負けるとラケットをコートに叩きつけ捨てていくジュニア)
2022.08.02  04:03

第13回 Speaking to one self (練習試合なのに負けるとラケットをコートに叩きつけ捨てていくジュニア)

    シングルスゲームを毎日のようにしていると次から次へと色んな人にゲームに誘われます。

    毎日のように誘いがかかり、練習相手には事欠きません。

    多い時は1日5試合位やることも、小学生から大学生、一般、女子も強いのが一杯いました。

    ある高校生のジュニアは練習試合なのに接戦で負けると大きな声で何か叫びラケットをコートに叩きつけてコート外に捨てて帰ります。

    そんな調子ですが負けているうちは御願いの電話をかけてきますが、自分が勝った後は誘いの電話は掛かってきません。

    自分が勝ったその日まで誘いの電話をしてきたのにこれからは貴方は挑戦者なんだから電話していらっしゃいと言う感じに立場が逆転するのです。

    ジュニアがラケットを投げたりする審判に抗議したりする行為はマッケンロー、コナーズ等、今は彼らも紳士になりましたがテレビから伝わるこの悪いマナーをジュニアが皆真似ていた気がします。

     当時のフロリダのジュニアはバックは両手打ち、クリス・エバート、ジミー・コナーズ、ハロルド' ソロモン.等当時、世界で活躍している選手はフロリダ出身で他のアメリカの州とは違っていました。

     日本では両手打ちを教えるコーチも両手打ちバックハンドをする選手も全くいない時代のことで両手打ちバックハンドをやっている人は世界で活躍していたボルグとかクリス・エバートを見様見真似でやっていた時代になります。

     パーマーの奥さんもコーチをしていましたがバックハンドは両手打ちしか教えていませんでした。