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第30回 聞いて下さい私の一人言、Speaking to one self フロリダの豪雨は半端ではない
2024.10.12  00:03

第30回 聞いて下さい私の一人言、Speaking to one self フロリダの豪雨は半端ではない

     自転車でテニスコートに通っていた私に車がないと不便だろうとテニス仲間が車を貸してくれることになりました、しばらく運転していると、よかったら安くゆずって上げようと言うので買う事にしました。

   フォードカプリ、ドイツ製の車です。     日本で発行してもらった国際免許証からフロリダライセンスを取ったばかりでしたが、それからはJacksonvill,Tallahassee等100キロ近くある会場にも試合に出かけるようになりました。

     Tallahasseeはゲインズビルと同じフロリダ州なのに時差が1時間違うのです。

    アメリカでは試合会場の受付で係の人が君の試合会場はすぐそこだよと言うので歩いて会場を探していたら20キロ離れた場所だったのには驚くばかりでした。

     アメリカではすぐそこ、隣だよで何10キロ離れていることは珍しくありません。

     とにかくアメリカは車社会で広くて道路も車線の間隔が日本の2倍以上有り運転は楽なのですが、日本は右ハンドル、アメリカは左ハンドルなので最初のうちは方向指示器を出したつもりがワイパーが動きだしたり咄嗟の時、いつの間にか反対車線に入って対抗車線の運転手がびっくり仰天した顔をしているのを見たりしました。

     またある日の事、日本で今では多くなってきたゲリラ豪雨、フロリダでは頻繁にあり前が見えないほどでワイパーが吹き飛んでしまって探して見つけたのですが後続の車に引かれてしまっていて取り付け不可能になってしまったのです、そこで考えたのがもう片方のワイパーを外し運転席側に付けたのですが良く考えてみれば全く動きが違うので駄目でお陰で両方のワイパーがセットできなくなってしまって大雨の中を顔を窓から出し運転して帰宅しました。

     ワイパーを修理するにも日本では修理工場に持って行って修理してもらいますが、アメリカでは廃車が1000台近く山積みにされている車の中から同じ車種を探し出してワイパーを取り外し担当の人にお金を払い部品を持って帰り自分で修理します。

     アメリカ人は自分で直せそうなものは自分でなおします、多分修理はちょっとしたものでも日本に比べると高いからだと思います。