ミヤムラリゾート 情報

ドロップショットで相手のリズムを崩す。Drop shot to  break the  rhythm of  the  opponent。
2023.04.10  07:19

第22回、ドロップショットで相手のリズムを崩す。Drop shot to break the rhythm of the opponent。

     壁が相手コートにあるが如く、どんな球でもベースライン上ではまったくミスしないそんなプレーヤーと対戦した時、相手の心地よいリズムを崩すのに使われるショットがドロップショットです。

     最近ではベースラインプレーを得意とする選手が多い中、トッププロの間でも頻繁に使われています。

     ベースライン近くに来た深いボールにドロップショットを使っても、ネットまで距離があり相手にドロップショットに対処する時間を与えることになり反撃されてしまいます。

     狙い目は相手の打ったショットが浅くなった時です、攻撃のアプローチショットかドロップショットかどちらも同じような逆回転のボールなので察知されにくくカムフラージュしやすいので使い分けて打つことが大切です。

     ドロップショットを早くマスターしたければ簡単なドロップボレーから始めると覚えやすいでしょう。

     The drop shot is effective when mixed with  an approach shot of the same  slice type。

第19回、聞いて下さい私の独り言Speaking to one  self UF coach  Palmer contacted the camp about my visa application
2023.03.19  18:36

第19回、聞いて下さい私の独り言Speaking to one self UF coach Palmer contacted the camp about my visa application

      昼食の時間が終わり自由時間になり収容者の多くは相変わらずバレーボール、ピンポン、テレビ視聴に皆さん夢中です、私はこれからの事を考えると運動に興じるなんてとてもそんな気にはなれない精神状態です。

      これから3か月間収容された後日本に強制送還され帰国した場合二度とアメリカ渡航は不可能になるなどいろいろな事をあれこれと考えている時、場内放送が入り急遽所長に面会することになりました。

      所長の所に行くとあなたの身元引受人のフロリダ大学コーチのパーマー氏から連絡が入り、再度ジヤクソンビル(フロリダ州)の移民局で調査してもらった結果、ビザ切り替えの申請が出ている事が判明、誤認収容ということで本日、Hiroshi  Utumi Miyamura 貴殿を解放しますと言う事でした。

       Utumi というのは私の母方の姓でアメリカでは普通、皆さんミドルネームを持っているので母方の姓をミドルネームとして特別に作りました。ミドルネームはいろいろ作り方が有るみたいで例えばお爺さんの名前をいれたり、両親のどちらかが日本人だったりするとあのメジャーリーガーのようにお母さんが日本人の場合日本名(Tatuji)を入れたりしています。

     没収されていた荷物を返してもらいバス停まで係官が送ってくれると言うのですがバスチケットはVOIDと大きくスタンプが押されて使用できないのではと、私が言うと係官がバス運転手に説明し乗れるように手配をするので、大丈夫と言うのです、逃走されないように逮捕した時、VOID 無効のスタンプをチケットに打たれていたのです。

     係官が車でバス停まで送ってくれ、高速バスの運転手に事情を説明してくれて晴れてエルパソから脱出することができました。

     これからフロリダまで約2500キロのバス旅です、2日間全く何も食べてなくて一度もトイレも利用しなくても、人間大丈夫なんだなと、この時実感しました。

     一時は異国の地で隔離され井の中の蛙状態でこの先どうなるものかと、お先真っ暗の状況下にありそれから抜け出す事ができ、神様は私をまだ見捨ててないと思いました。

                 My visa application has been submitted  to the Jacksonvil l Imigratlon Office and will be released。

We apologize  for any inconvence caused.

We are very sorry, Mr Miyamura.

 God hadn't abandoned me。

第18回 聞いて下さい私の独り言 Speaking  to one self 留置場から収容施設に移動
2023.02.04  19:43

第18回 聞いて下さい私の独り言 Speaking to one self 留置場から収容施設に移動

     留置場の中ではこの2,3日いろいろな事がありすぎたので、疲れて雑魚寝でも寝る事ができました。

     翌朝、 車で収容所に連れて行かれたのですが、そこには500人から600人外国人が収容されていました、ほとんどかメキシコ人で日本人は私1人のようでした、どうしたのかカナダ人も1人いました。

     そういうわけで係官はスペイン語しか話しません。収容所の中ではテレビをみたり、バレーボール、卓球等の運動を皆さん楽しそうにしていましたが、私はとてもそんな気持ちになれませんでした。

     収容所の外に見える建物の屋根には弁護士の看板が沢山見えます、いつでも相談受付ますとか、開放されたければお電話下さい等です。

     収容者の何人かが私に物を売に来ます、タバコとか日用品等です、刑務所ではないのでタバコ等も売ることが出来るのだと思いましたが、何人かの収容者は警備スタッフに頼まれて売っているのだと感じました。

     食事は一列にならんで順番にもらいます。トレイの上に載せてくれるのですが スープはトレイのお椀のように凹んだ個所に入れてくれます、牛肉とか鳥肉とかメニューはそんなに悪くないのですが、私は全く食べる気になれないでいると、隣のメキシコ人が食べないの、もらっていい と言ってくるではないですか、お腹は2日位食べて無いのですから空腹なはずですがこれから先どうなるかを考えるととても食べる気にはなれません。

    食事は食べ終わらなくても順番が来ると席を立たなくてはなりません、最初にスプーンを返します、料理を列んでもらう時はスプーンは最後でしたが返す時はまずスプーンからです、映画のスティーブ マックインの大脱走が頭に浮かびました、刑務所から脱走するアメリカ映画で第二次世界大戦のドイツの捕虜収容所からスプーン1本で脱走を試みるのです。

   昼食時間が過ぎ次は夕食なのですが今晩ここで寝なければならないと思うと憂鬱になります、夜になるといろんなことがあるみたいで、男も襲われる事があるそうです、そんなこんなを考えている時、所長から私に呼び出しがかかりました。

 

 第17回 聞いて下さい私の独り言  Speaking to one self    In Elpaso,Texas. I was put in  jail .テキサス州 エルパソで留置場に入れられる
2023.01.21  18:20

第17回 聞いて下さい私の独り言 Speaking to one self In Elpaso,Texas. I was put in jail .テキサス州 エルパソで留置場に入れられる

    テキサス州エルパソのバスの中で国境警察の検問を受けパスポートにI 94 (入国時に発行される出入国記録用紙)が付いて無いと言う事で留置場に連れて行かれる事になりました。

     そこには国境を不法入国したメキシコ人が10人位おり、中には女性もいました。

     留置場で一晩過ごす事になりましたが雑魚寝でそこにあるトイレにはドアもなくトイレットペーパーもありませんでした。           

     私はこの2,3日まともな食事を取っていないのでトイレを利用することはありませんでしたが、今更ながら大変な事になってしまったと思いました。

     奈落の底に落ちるとはこの事かと実感しました。

     明日はここから収容所に送られそこに3ヶ月間収容された後、日本に強制送還だと係官は言っていましたが留置場にはメキシコ人ばかりなので係官はスペイン語しか話しません。

     日本への送還の費用は日本の身元引受人である親が払うことになると思いますが、羽田空港から多数の人に見送られ意気揚々とアメリカに来た私はほとんどまだテニスの事は何も勉強していなくて、強制送還となるとどんな顔して日本に帰れば良いのかと眠れぬ夜になりました。

 

   It was a sleepless night as they  were to be sent to the camp tomorrow morning .

      Many things have happened since Las Vegas and I have  finally fallen in to the abyss. 

第2回冲縄テニスキャンプ無事終了
2023.01.18  22:11

第2回冲縄テニスキャンプ無事終了、Clear sky . wind calm

IMG20230110110532.jpgIMG20230110110532.jpg          冲縄ユインチホテルで開催された3泊4日のテニスキャンプは平均気温20℃−23℃の中、実施することができました。

     昨年は冲縄は日本一のコロナ渦にあり飛行機に乗るにもPCR検査を義務付けられキャンセル続出で大変な状況でしたが今回は5日間天気にも恵まれ風も無風状態で最高のテニス日和の毎日でした。

     参加者は京都、秋田、名古屋、横浜、東京、と多方面にわたりましたが、飛行機利用なので来やすかったと皆さん言っていました、航空運賃も早割で京都から往復で1万5千円で済んだという旅慣れた方もいました。

     昼食は本来スケジュールにはありませんが、美紀プロの冲縄の両親が冲縄のSPAMおにぎり、沖縄そば、沖縄の餅ムーチー(鬼餅)健康、長寿の祈願の縁起物のとして食される餅やサーターアンダーギー等の差し入れがあり美味しく頂きました、昨年もそういえば差し入れしていただきました。いつも大量の手作り有難うございます。

              キャンプ中には宮村美紀プロの契約先であるプリンスラケットから最新のラケットも沢山用意され試打会も行われました。

    レッスンが終了した翌日は希望者のみで冲縄観光に出かけましたが昼食はメキシコ料理のタコス、タコメシを頂きました、最高に美味しい馴染みの店でした。

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