ミヤムラリゾート 情報
第23回 聞いて下さい私の独り言、Speakig to one self .フロリダで開催されるバンダーミアーテニスユニバシテイを受講することにしました。
アメリカで最初に受けることにした指導者向けコースは、私がフロリダ大学コーチパーマーから先の誕生日に頂いた本、テニスクリニックの著者でもあるデニス バンダー ミアーがSebring Floridaで開催するバンダー ミアー テニス ユニバーシティでした。
当時のアメリカのテニスマガジンに大きくCan you pass the test?と出ていて10日間で宿泊費も含めて30万円でした、コースの最終日にはUSPTRの資格試験がありプロ、インストラクター、アソシエイト、不合格とあります。
バンダーミアーと当時世界トップ選手だったビリージン キングが共同で提唱していたスタンダードメソッドを基本にした教え方です。
私の住んでいる町から300キロ車で約3時間南に下がったところで開催されました。
最終日にはUSPTRのテストがあり語学力が心配でしたが、年末に私は留置場に入れられたりこれから何があるかわからないので、テニス指導に関する勉強を早くしないとと言う気持です。
アメリカは勿論のこと中南米からも沢山の受講者が来ていて、驚いた事にスペインの英雄ウインブルドンチャンピオンのマニュアルサンタナもいました。
1977年2月 私の隣り真ん中に写っているのがスペインのマニュアル サンタナです。
第23回 バックハンドの両手打ちプレーヤーもスライスは片手でボレーも片手がお勧め。
Tow handed players are also recommended to use one hand for slices and one hand for volleys.
バックハンドには片手打ちと両手打ちがありますがそれぞれの打点の違いをまず知ることが大切です。
両手打ちの打点は右利きの場合、左手でフォアハンドを打つつもりで振り抜きます、あくまで利き手は添えるつもりで力が入り過ぎないようにすることが大切になります。
片手打ちバックハンドの打点は両手打ちに比べるとかなり前方になります。
最近では両手打ちバックハンドでトップスピンをガンガン打ち相手のスピードをかわすのに片手打ちバックハンドスライスを使っています。
勿論ネット際で打つボレーも以前とは違い両手打ちボレーではなくとっさの動きに対応でき、リーチの広い片手打ちボレーが主流になっています。ボレーは相手の打つボールのスピードを利用することから片手で十分対応できます。
第22回、聞いて下さい私の独り言、Speakig to one self.両手打ちバックハンドの教え方を學ぶ
In Florida . the two handed backhand was the first of its kind in the world and was widly used by children, 1970年頃までは世界でバックハンドを両手で打つという発想はあまりなかったのでフォアハンドもバックハンドも片手で打つのが普通でした。
それが1974年にウインブルドンでフロリダ半島出身のジミーコナーズが1976年−1980年ウインブルドンでスウェーデンボルグが両手打ちバックハンドで5連覇、フロリダ出身のクリス・エバート、コナーズ、ハロルド ソロモン等が両手打ちバックハンドでメジャートーナメントで活躍するようになるとバックハンドの両手打ちは世界で注目をあつめるようになりましたが、フロリダではほとんどのジュニアが世界に先駆けて1976年当時にはトーナメントで両手打ちバックハンドで活躍しておりました。
当時はほとんどのラケットは木でできており重く、大人のラケットは400グラム近くあるので子ども達が両手で始めるのは理に適っているし、特にバックハンドの両手打ちは非力な人には向いていると思いました。
私のボスのパーマーの奥さんBeth Palmerはバックハンドは両手打ちを子供達に教えていました、これから私もここで教えるに当たって両手打ちの教え方を習わなくてはと思いました。
パーマーテニスで教えるには両手打ちは習ったことも打ったことも無かったので特に念入りに教えてもらうことになりました。。
第21回 聞いて下さい私の独り言、Speaking to one self 、待ちわびていたトレーニーの 査証がやっと届きました
フロリダゲインズビルに戻り以前のようにテニス漬けの毎日になりましたが、既に渡米して半年が経っていました
テニスの本場アメリカの最新テニスを学びに来たのにまだ何も習ってないと思い、これからアメリカで有名なテニスアカデミーを時間の許す限り片っ端から受講する事にしました。
バンダーミアー、ハリーホップマン、ビックブレーデン、アメリカプロ協会アカデミー、アメリカテニス協会テニス指導者講習会等です。ジミー、アリエス、シャラポアのいたニックボロテリーテニスアカデミー(現IMG)はこの時代はまだ存在してません。
USTAを除くアカデミーは10日間で宿泊費を含めて約1000ドル以上かかり日本円で30万位です、1977年当時は1ドル310円でしたから移動の飛行機代も含め大変なお金がかかります。
フロリダに戻って来てしばらくして、査証トレーニーVISAがマイアミの入国管理事務所から送られてきました、これでテニスを教えながら勉強も安心してできる事になります。
新しいビザの有効期限は1年間ですが毎年更新する事も出来ます、もっと早く届いていれば人生最大のピンチを経験しなくて良かったのにと思いました。
第23回、フォアハンドスライスやドロップショットは試合中ペースを変えるのに貴重なショット
Forehand slices and drop shots are valuable shots to change pace during the game. フォアハンドトップスピンドライブは確率が良く安心してハードヒットも出来るので、試合ではこれを主にフォアハンドは打つわけですが、それでもトップスピンだけ打っていたのではいくら威力あるフォアハンドでも相手に慣れられてしまいます。
相手の打ってくるボールのバウンドも高かったり低かったり咄嗟に対応しなくてはならない場合もあります、そういう場合トップスピンに比べるとスライスはテークバックも短くて相手の打ったボールに合わせるように打つことも出来ます。
スライスは打ったショットがバウンド後低く滑るので相手のリズムを崩すのにも役立ちます、スライスはボールのバウンドより高い位置にオープンフェイスで構え打点ではボールに回転かかかり過ぎないように厚く打ちます打ったあとはラケット面はオープンフェイスになります。